博士&MBA地方公務員の日々挑戦

(学問上)経営学をマスターした行政マンが、どれだけ地域政策に役立てるか、その実践をゆるくつづります

政策コンテストで全国大会まで進みました。

国が地方創生のために始めた事業のひとつとして、地域経済分析システムRESAS(リーサス)という、全自治体の人口、観光客、産業構造など色々なデータを集めたサイトの立ち上げました。

※興味のある方は誰でも使えます。→https://resas.go.jp/#/13/13101

 

そして、昨年から、このシステムを使ってデータに基づいた地域課題を解決する政策提案コンテストが始まっています。

 

こそっと、これに応募していたのですが、なんと一般の部の約500組のうち、25組に残ることができ、九州代表として全国大会に進むことができました。

 

ただ参加者を見ると、大学の研究室なんかが多いと感じます。

自治体職員って、データを使うことが苦手だし、仕事+αで、こういうのに参加しようという意欲的な職員はまだまだ少ないのが現状です。

 

でも、自治体職員のコンテストって少なく、もっとできればいいと前から思っていました。ベンチャーのビジネスプランコンテストや○○デザイン賞とか、民間ではこんなにたくさんあるのに。。。

民間の人たちと飲み会でそのことを話すと「行政は自分でやればいいじゃん。だからコンテストの意味あまりないよね」とのこと。

その場では「なるほどね」と返しましたが、ホンネは、自治体職員は民間と比較すると、仕事、、、そして企画案が評価される基準が少なく、担当者レベルで政策提案するには相当な調整力とスキル、職場内人脈が必要です。

こういったコンテストがあると、普段評価されない意欲的な職員のやる気を高める場になったり、受賞することで市の仕事として実行できたり、他の自治体職員の参考になったり、開催の意義は大きいと思います。

 

全国25組のうち5組が東京大学に行って、地方創生担当大臣の前で決勝プレゼンできる貴重な機会をゲットできます。市のPR、提案した政策に箔をつけることができればうれしいですね。

 

本当にこのようなコンテストを開催してくれる国の地方創生本部に感謝です。

 

自分が、こんなデータを駆使した分析が得意になったのは、MBAで経営分析の手法や実例をたくさん見せてもらえたことに尽きると思います。

この政策提案した事業も実践として始めていますので、これからも、もっと地域のことをデータで分析し、日本一の素敵な町に貢献できる仕事につなげていければ、、、それがやりがいです。

 

そして、子どもたちにもお父さんの活躍する姿を見せてあげたい。

よし、がんばるぞー!!

contest.resas-portal.go.jp