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MBA地方公務員、日本最高の市役所マンへ!

(学問上)経営学をマスターした行政マンが、どれだけ地域政策に役立てるか、その実践をゆるくつづります

自称、簡単な分析手順

勉強

また別の自治体になっちゃいますが、前に福岡県篠栗町の飲食料品小売業の稼ぐ力が高いことを示した内容を投稿しました。

 

ここでリーサスを使って、さらに見てみると、付加価値額(稼ぎの総額)は全国3位、労働生産性(効率的に稼ぐ力)は全国4位とすばらしいです。
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ここが強い分野と分かれば、影響力・感応度分析を使えば、この産業をどう活用して、広げていこうかと考えることができます。
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飲食料小売業が篠栗町の強みでしたが、他産業を牽引する力は大きくありません。

しかし、サービス業、通信・運輸業は感応度が高く、影響を受けやすいので「連携先」として候補にあげることができます。

 

飲食料小売業×サービス業(又は通信・運輸業)

 

また、別の視点から見ると、小売業自体の感応度が結構大きく、金属、機械、電機などのハード製造系が影響力が強いことがわかり、これらを連携先とすることで、2社に頼っている飲食料産業以外の分野を伸ばす兆しが見えます。

 

飲食料小売業×機械業など

 

まずは、他自治体とのベンチマークを行った上で、強かったり、弱かったりの特徴ある分野を掴み、さらに細かく業種を分けた特価係数を見たり、影響力・感度分析をすると、少し方向性が見えてきます。

 

また、連携先を把握して、異業種、市外なども巻き込んだ方が新しい事業を創出しやすくなります。

 

ご興味ある方は、グラノベッターのネットワーク理論「弱いちゅう紐(たい)の強さ」をご覧いただくと、新しい価値を生み出す(イノベーション)確率を少しでも上げれることがわかります。これを知っていて人を巻き込むのと知らないでやるのでは結構差が出ると思います。

実務で試すとかなり成果が見えて、実感できるはずです。

 

この手順でぜひ、リーサスやデータを使って、自分の町でも試してもらえるといいなと思います。