博士&MBA地方公務員の日々挑戦

(学問上)経営学をマスターした行政マンが、どれだけ地域政策に役立てるか、その実践をゆるくつづります

日本最高の〜、タイトルの意味は

なぜタイトルが「日本最高の」となっているか、ぼちぼち理由を書いてみたいと思います。

別に1番になれば華やかだから、とかいう理由ではありません。

 

地方自治体では、数年ごとに担当が変わります。そのときに思うのが、担当者ひとつでそこの仕事がガラリと変わります。
これはあきらかです。それまでになかったような仕事が始まり注目を浴びたり、逆にダメになることだって、、、

 

つまり担当職員の能力が市民の幸せを高めることができるかどうかに直結していると思います。

その力によって、自ら政策立案し、実行までできるため、「職員の方が議員よりも市民を幸せにできる力が大きい」と感じています。

市長は最もその実現性が高いので町を変えたい思いで選挙にたつ人は市長の方をオススメします。

 

脱線しましたが、つまり自分が力を高めるほど、少しなりとも、市民の幸せを高めることができると考えています。

 

そしてそれは、内部異動だけでなく、他自治体の職員とは競争関係にあることを意味します。

注目を浴びる町は、背後に必ず立役者がおり、その人がいる自治体では、全国区でないにしても近隣でぐんぐん名前が売れていきます。新聞などで取り上げられる頻度も高く、目立ちます。


自治体の知人も、ちょこちょこ新聞に名前が記載され、その人の行き先々で新しいことが生まれます。「やっぱりあの人かぁ」「たぶんあの人だろう」「あの人があの部署に異動したからヤバいなぁ」ということを考えてしまいます。

 

同じ市役所の職員、サービスなのに、隣町と担当者の能力の違いで、その担当分野において、市民の皆さんに低いサービスを提供していることになると思うと自分が許せません。

 

自己満足だと思っています!

 

でも、糸島市民に日本最高のサービスを受けてもらいたいと考えると、自分の力を磨き続けたい!と思い、自分のモチベーションが高まります。

 

そして、この「最高の」という言葉には、もうひとつ理由があって、小宮一慶さんの本に「なれる最高の自分になる」という言葉があったことです。

 

MBAを取得したいと思えた憧れの人でもあります。
実は昨年一度、テレビの収録で糸島にお越しになり、お会いできるチャンスがありましたが、結局会えずとても残念でした。

小宮さんも、死ぬときに後悔しないよう、どこまでかわからないけど自分の限界まで、自分を高めたいと考えられています。

仕事、家庭などを含めて、私も仕事人生や死ぬまでに、「なれる最高の自分になりたい」と思いました。


これらの考えから、勉強を続け、「日本最高の市役所マンになる」とブログのタイトルをつけました。

 

リーサス地方創生☆政策アイデアコンテストで大臣賞をいたたまきましたが、決してコンテストで1番になるという意味でこのタイトルにしたのではありません。

 

コンテストで1番になっても、まったく最高の職員とは思っていませんので(^^;

 

国から出向し、ブリ奨学金で有名な鹿児島県長島町の井上貴至副町長、救命救急を改革した佐賀県の円城寺雄介さん、A級グルメのまちで観光・移住振興をされている島根県邑南町の寺本英仁さん、オフサイトミーティングを全国的に広げた後藤好邦さん、他にも現役でご活躍のスーパー公務員と呼ばれる人たちがいらっしゃいます。

 

これらの人たちみたいに、市民の皆さんに最高のサービスを提供して、このまちに居てもらいたいと思えるような職員でありたいと願っています。