博士&MBA地方公務員の日々挑戦

(学問上)経営学をマスターした行政マンが、どれだけ地域政策に役立てるか、その実践をゆるくつづります

大切な職員の皆さん

市長をはじめ、企画部の皆さんを中心にリーサス政策アイデアコンテスト最優秀賞受賞の祝賀会を開催していただきました。

 

声がかかった職員には、他人の賞のため、年度末の忙しいのに、冗談抜きに迷惑だったと思います。

ただ、来て下さった皆さんは本当にありがたく、本当に大切にしないといけない人たち、周囲への感謝を忘れてはならないと思いました。

 

祝賀会では、発表させてもらう機会をいただきました。生の発表だったので、コンテストでは話せなかった職員向けバージョンで、思考したストーリーを話させてもらうのことで、すこしでも来て頂いた皆さんにメリットを提供したいと考えました。

 

また、反対に皆さんに意見をもらうことで、私も学びを得ることができました。

 

やっぱり、

外部にさらされる機会は貴重

です。

 

いきなり飛躍した話になりそうですが、外部環境にさらされない、評価を得られない種は絶滅し、文明は遅れをとり、会社は倒産してきたことは時代が証明してくれているので、個人としても、その機会をたくさん得たものは新しい環境に適応する力を得ることができているはずです。

 

祝賀会では、職員の視点で、民間の考えを政策に持ち込んだ取組を見てもらったり、コンテストで外の評価を受けた内容を説明することで、私も刺激を得ることができました。

 

戦略的提携の目的、つまり、「パートナーと組むかどうかの3つの視点」、「アンゾフの製品市場マトリックス」、「データの分解」は、興味がある職員の人も多くて、行政の仕事でどう使うかをきちんと説明すれば、皆さん普段使ってくれるようになるんだと思いました。

 

また、賞をとっても、給料は変わらないし、昇格するわけではないですが、それは仕事をする人たちの信頼など別のところで返ってきます。

 

野球選手が打率で年俸が変わるときに、少しの打率の変化で、何倍も年俸が変わりますが、同じように公務員も、少しずつの仕事の成果を積み上げていけば、周りの評価は2倍も3倍にも増えているはずです。

 

同じ人間で、しかも同じ試験を受けて入り、ある程度同じ経験を積んだ職員どうしに、そこまで能力が違うことはないと思います。同じような資質の職員がたくさんいるはずです。ただ少しずつの努力と行動で、成果は何倍にも違うのだと思います。

 

職員の刺激のために、外の刺激をたくさん持ち込んでくれる人が増えれば、環境に適応し、糸島市全体の成果が上がることにつながるはずです。

事業を立ち上げるときもですが、あらかじめ外部のフィードバックの機会を組み込んでいく必要があると思います。

 

 今日お祝いしてくださった皆さんには、本当に感謝してもしきれません。

 

福山雅治さんの「家族になろうよ」の歌詞

「一歩ずつ与えられる人から、与える人へ変わってゆけたなら~」

にあるように、与えることができるものを増やして、与える人に変わっていきたいと思います。


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