博士&MBA地方公務員の日々挑戦

(学問上)経営学をマスターした行政マンが、どれだけ地域政策に役立てるか、その実践をゆるくつづります

地域おこし協力隊導入で、僕も気合いもらいます

糸島市で地域おこし協力隊の募集が始まりました。

 

募集内容はこちら

http://www.city.itoshima.lg.jp/s024/060/20170324141630.html

 

これも、別の部署から水産に異動した人がいたことで導入されました。導入までには、いろんなしがらみを振り払い、市のために考えた部下の思いを背負って、ここまでたどり着いたような事業です。

 

やはり、そこに行く担当者によって、がらりと仕事が変わります。そんな人たちが多くいる自治体は安心です。どんなにピンチに陥っても、あの部署は、あの人がいれば大丈夫「なんとかしてくれる」と思えます。

 

新規事業がなくなってしまえば、時代や環境の変化に取り残され、このブログにも書いたことがあったように、現状維持で、長期的には衰退します。

本当に尊敬できる先輩です。

 

地域おこし協力隊の話に戻りますが、今回は水産と農業です。

私はこれをきっかけにもう少し増えてほしいなぁと思っています。

1つ、すぐにでもやりたいなぁと思うのが、九州大学と連携した地域おこし協力隊です。

九州大学大学院生に募集をかけ、博士課程、修士課程の院生を対象にした地域おこし協力隊を受け入れることで、市は生活費を支給でき、研究フィールドとして活用してもらいます。協定に基づき、大学にも研究支援、地域おこし協力の活動支援を奨励してもらうことで、市に政策案をくれたり、実際にまちおこし活動をしてもらったり、興味があればそのまま定住してもらったりとwinwinの関係も作れるのではないかと思います。

 

また、大学が立地していることで、他の地域には真似しにくく、差別化が図りやすい事業になり、市の魅力向上につながります。

 

先に組むことで、経営学でいう先発優位性による参入障壁を築くことにもなります。

 

4月に入り、外部団体との調整で難航するものがいくつもあり、モチベーションが下がる日々だったので、ちょっと自分を奮起するために、先輩が1年間粘り強く進めてきた地域おこし協力隊のことをブログに書きました。

 

 

市民の皆さんのためになる、と信じていれば根気よく粘れます。やるだけやってダメなら、後悔しないようにやった方がよいです。

 

今日は福岡市内の神社で、力持ちの神様、手力王尊を舞わせてもらい、逆にこちらが地域の人たちにパワーをもらいました。
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たくさんの拍手ありがとうございました。

明日は体が痛いだろうなぁー