満天☆青空レストランご存知ですか?
宮川大輔さんの番組です。市役所の仕事にはフィルムコミッションといって、映画の誘致を主に、ドラマ、CMなどの撮影のロケハン、道具などの準備、撮影隊のお手伝いをする仕事があります。市役所がこんな仕事をするのをご存知ない方々も多いと思うので、ご紹介します。
4/30から5/2まで(タレントは5/1のみ)で撮影がありました。
白い服は宮川さん。ゲストの方は当日の放送5月20日をお楽しみに!
テレビ局も費用を抑えたり、地元調整を行わなければならないため、市役所に相談があります。
この撮影では糸島メンマを取材するため、撮影日にちょうど収穫できる長さになるようタケノコを残してもらいました。
また、景色の撮影があるため、いくつかスポットを案内します。
地元の人たちにお願いし、場所や公民館を使わせてくれるように依頼したり、屋外で火気が使える場所の許可を取ったりとかなり労力いります。写真右の人が今回一番助けてくれた地元企業の社長さん!
そして、雨天撮影用の空き家も、地元の方にご協力を依頼し、おさえています。
タレントのメイク室、スタッフの休憩所、撮影機材の保管場所、カメラバッテリーの充電、料理の下処理場、ガスボンベ、机、椅子、これらの手配も協力し、気持ちは「テレビ局の現地ADになった!?」という感じ(笑)
10機関以上にご協力いただいていますが、「やっぱりこうした方がいい」と急にテレビ局から話があることも多く、キャンセルのお電話をしたところもいくつもあり、地域の方々には本当にご迷惑をおかけします。
もちろんご協力いただいた皆さんにお礼を言いに回ります。しかし、どこにも予算はなく、心苦しくも、ただお礼を述べ、感謝の気持ちを伝えるだけです。
うまくいくことばかりでなく、今回も「市役所からは聞いていたが、テレビ局から事前に電話がなく、それじゃ道具は貸せない」と撮影前日にADさんから困りましたの電話が入り、ディレクターさんと貸主の仲介に入りました。私の確認漏れや、その人とのコミッション不足で落第ですね(泣)
結局ここでも、助けてくれるのは「人」です。日ごろからの関係が大切だと感じます。
地域と付き合うのが苦手な人は小規模になるほど人間関係が親密なため、地方自治体の仕事は大変かもしれません。
現場に出ると学びも多く、人にも出会え、アイデアも浮かびますが、悲しいかな出れば出るほど事務仕事はたまり、課内の職員には、お留守番で迷惑かけるので、ここもまた配慮が必要です。
放送だけみると楽しいようですが、現場ロケはほとんど市役所が関わっているので、そのお仕事をご紹介しました。