ふともずくのプロモーション活動は息つく暇もなく、フードアクションが終わってすぐ、次の福岡デザインアワードに参加!
JR九州唐池会長、小川知事がハカタガールズショップ田中社長と名刺交換。
糸島産ふともずくの活動、
【福岡デザインアワード・入賞】でした。
大賞はビジネススクール同期の廃校利用ビジネス。これはこれで同じ苦労を味わった仲間が活躍してるのが嬉しかったです。
それはそうとして、
生徒に声をかけると「審査員にうまく説明できませんでした」と落ち込んだ顔。本気で糸島の活動に取り組んでくれ、また博多ガールズショップ、つまり会社として他の生徒に、チームへの責任も感じているようでした。
私は、高校生にここまで頑張ってもらえたことに驚き、たった一年で、おとなやプロの組織顔負けにこれだけ販路や知名度を伸ばせたことは自信を持ってよいと思います。
1年以上をかけて地域で取り組んできた活動は彼女たちの後輩、今の2年生に現場活動を通して少しづつ引き継ぎが始まっています。糸島市マーケティングモデル推進事業は、次の商材も決まり、【糸島産ふともずく】+【糸島産鯛だしスープ(仮)】になります。
ふともずくは、この活動で、すでに月平均の売上が3~4倍になりました。新しく決まっている販路も倍くらいあり、さらに(株)ローソンとの共同開発も11月末に糸島の海を見ながら、現地確認と打合せが開始。
行政マンとして、生徒たちの成長に浸るだけでなく、一方でシビアな目線で、地場産業に対しての効果を検証しないといけません。
あと半年で当初売上目標は、、、ギリギリきついか。あと一年あれば間違いなくいけそう。市場セグメントの規模、ターゲット層の購入回数券、シェアなどから目標を立てましたが、世の中甘くないし、目標高すぎたか(T_T)ただ、こんなこともMBAにならないと考えなかったし、なんとなく評価指標を立てて終わってたんだろうなと思います。
もっと公共経営に民間手法を取り入れていきたいですね。
それに、支援する企業の規模、業種などにもよると思いますが、やはりこういった出口戦略の支援活動の積み重ねは必要だと考えています。そしてデータで分析したように特に5人以下の事業規模のところと取組みたい。
年度末は漁師さんたちから、出口側の活動を自分たちの考えまでふくめて、市内の事業者の皆さんに向けて発表してもらいたいと考えています。
これひとつでも、また労力使いますが、地域を巻き込んで自分事にしてもらうため、やります。
ふともずくは、地元の保育園の給食にもなりました。水産業全体の将来へ向けた取組み。
この横には映画「糸」のクランクアップの記事でした。市役所職員は頑張れば、たくさん地域に貢献できる、ほんと素晴らしい仕事だと感じます。