博士&MBA地方公務員の日々挑戦

(学問上)経営学をマスターした行政マンが、どれだけ地域政策に役立てるか、その実践をゆるくつづります

仕事のパフォーマンスは…

テレビでマーケティングモデル事業を紹介してもらいました。

最初のころはテレビを断っていた漁師さんたちも、いまではお願いしたら受けてくれるように。もずく部会の代表はいつもカッコいいですね。
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テレビを見て、西鉄グランドホテルさんから、早速6月からふともずくのメニューを出したいと採用が決まりました。

漁師さんたちと一緒に訪問して、納品の話をし、他の糸島産品も紹介させてもらえることに。糸島フェアが待ってます。あとは必死で宣伝です。

 

この事業はたくさんの人が関わり、支えられ、始めた頃と比べると本当に輪が広がりました。

 

そしてQANアワード2018の受賞を市長にも報告させてもらい、お祝いしてもらいました。
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ほんとに、たくさんの人に支えられます。


これに関するエピソードがあります。

他市のとある方に、

「◯◯市に来たら、そんな仕事できないよ」と言われたことがあります。

 

もっともだと思います。

これまで組織で積み上げきた内部での人間関係が行動、成果に影響するはずです。

 

実は経営学の分野では実証されています。

ハーバードビジネススクールのグロイスバーグ准教授の研究に「周りの人の重要性」というものがあります。

 

ウォール街投資銀行で働く1000人以上の花形アナリストが他の銀行に移籍した場合に仕事のパフォーマンスがどうなったかを調べています。

個人の能力だけに依存するなら、移籍しても高成績をおさめるはずですが、実際は成績が下がるというデータが出ています。

しかも、長期にわたり成績は回復しません。

だから、どこの組織で働くかが、個人の能力発揮にとても重要で、同僚とのネットワークによる後押しが影響します。

移籍しても成績が落ちず、上昇したのは、多くがチームメンバーと一緒に移籍した場合です。

 

ちなみに、グロイスバーグ准教授の研究には「転職に失敗する5つの理由」を大規模調査で明らかにしているものがあります。

 http://www.dhbr.net/articles/-/209

 

今回も、いつも私を支援してくれる先輩が、情報を知ったとたんに、すぐ動いてくださって、市長はじめ、関係上司に連絡し、直接市長室で報告する機会を与えてくれました。

それも、休みの日だったのに、すごい速さで。

後輩のために、個人で出たようなコンペを喜んでくれて、ここまでしてくれる人がいるなんて、恵まれています。反対に先輩が困れば何かできることを探したいし、この行動を見習いたいです。

 

このような信頼が、次の仕事へのモチベーションをさらに高め、安心感を与えてくれます。いまの職場のおかげで、パフォーマンスが高まっているのは、感謝のほかないです。

 

今月は7回もプレゼンの機会がありました。
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大変だけど、ありがたいことです。

少しずつ仲間、ご支援くださる人が増える機会をいただいてます。

頑張ります。