博士&MBA地方公務員の日々挑戦

(学問上)経営学をマスターした行政マンが、どれだけ地域政策に役立てるか、その実践をゆるくつづります

あなただからできる「運命の政策」

MBA成長戦略フォーラム

http://qbs.kyushu-u.ac.jp/archives/8186f:id:okagon:20190306221202j:image

これから経営学を勉強したい人、在学中の学生の方々へ、講演させていただきました。

 

同級生から「今日話されたことは必ず書いて世に出して残したほうがいいですよ。地域政策の分野で助かる多くの人がいるはずです。これでは会えた人しか知ることができない!」と熱く助言いただきました。

 

そんなことも少ししていこうかと思い、実は、一般財団法人 行政管理研究センター発行の「季刊 評価クォータリー」に寄稿しています。

4月号に20ページほどですが、実際の政策立案の過程をもとにした分析、立案、評価の方法を書いています。

来月発売されるので、ご関心のある方はぜひ。

http://www.iam.or.jp/quarterly_ev.html

 

そして、今年度仕事の一つとして、立ち上がるのが、糸島のまちづくり会社。糸島の商店街再生、活性化のお題をいただきました。

民間ベースで資金を調達し、運営する仕組みを最初から提案し、4月にはプレスリリースされる予定です。

つい最近も書きましたが、自治体職員は、共創の場をセットするスキルが必須です。

いとしまちカンパニー

https://www.itoshimachi.com/

※糸島の火山(ひやま)から見た景色

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移住の3社長の合同会社として、福岡で最もシェアの大きな新聞社グループから資金提供してもらい設立。これから、事業内容がホームページにもアップされていきます。

 

長い歴史のなかで、たまたまその政策を考える担当者によって、

 

「運命の政策」が生まれます。

 

ほかの人が頼まれていたら、まったく別のアイデア、商店街活性化政策が生まれていたでしょう。でも、その人しかできないものができ、それでいいと思います。

 

講演のとき、「市役所職員は定時で帰り、仕事をしない人たちの集まりだと思っていました。そんなにモチベーションをあげるコツがあるんでしょうか?」、終了時の質問で、悲しかったですが、「少なくともうちの職場にはそんな人はいません」とはっきり回答しました。

 

そのとき一生懸命考え抜いて、自分の運命の政策を自治体の方々にたくさん創りだしてほしいと願います。

 

来年度に向け、次の新たな政策も、立ち上げ準備中。民間と力を合わせ、多くの仕掛けを!