博士&MBA地方公務員の日々挑戦

(学問上)経営学をマスターした行政マンが、どれだけ地域政策に役立てるか、その実践をゆるくつづります

人の役に立てた日は幸せ。

2日間、東京で講演。

私がお声かけいただけるのは、政策に使う

●データ分析

マーケティング

の2つですね。

 

初日は、青山学院大で開催されたマーケティング学会で講演してきました。f:id:okagon:20190523175454j:image

学校が素敵すぎて、羨ましい限り。
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統計に関心の高い先生や企業の参加者が多かったようです。

リーサスを使った分析をたくさん紹介しましたが、大学の先生たちは深いところが知りたいようで、また糸島まで調査に来たいとのこと。

●強みの見つけ方

●外国人の宿泊と日帰り観光客の出し方

   (直接の機能はないが出せる)

●販路の多さを定義する方法

などなど、たぶん世に出てない方法も含めて、いくつか型があるので、事例に沿って紹介したいと思います。

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そして、2日目は東京ビックサイト。

いつ来ても、おっきい。
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年に一回の自治体総合フェア。

10000人くらい来場があるらしく、ホントにすごい。
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私はB5。東京でしたが、なんとか会場は埋まって一安心。
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日本経営協会主催、自治体関係とのことで、こちらはデータ分析だけでなく、政策にどう経営手法を使ったかに力点を置いて解説。
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私の講演では、60~70代のご年配の方もよく拝見し(1割はきっといらっしゃる)、私みたいな若造の話にニーズがあるのかといつも驚きます。

ご定年後に地域で何かやってみたいと考えられているのか、ビッグサイトでは、最後方でスタンディングで拍手される方がいらっしゃったのが印象的でした。

 

そして、最も素晴らしい出来事は、

とある役所の方が、どうしても話を聞きたいと参加してくれていたことです。

 

自治体総合フェアと言っても、平日はなかなか自治体職員が参加しにくいと思います。そんな中、質問事項を準備して、わずかな時間にノートを取る姿勢にうたれて、全力で返してあげようと思い、私も真剣。あのような自治体職員は、きっと組織にとって、全国の地方公務員にとって、必要な人材になります。

 

私がこうしなさいとは言えませんが、いま迷っていても、とにかく一歩踏み出すことは、やった方がよいと思います。どの道に行ってもきっと後から返ってくるものは大きいはず。

 

迷ったら、

「どっちもつらいことは多いので、自分がいまワクワクする道」を選んでほしいです。

 

私も、あと20年役所にいるので、将来の楽しみが増えました。

 

毎日何かしらありますが、講演で多くの人の役に立て、ひとりの若い人の役に立て、そんな日は、自分が幸せな気持ちです。