博士&MBA地方公務員の日々挑戦

(学問上)経営学をマスターした行政マンが、どれだけ地域政策に役立てるか、その実践をゆるくつづります

講演のたびに少し遊んでみる

7/6は熊本での講演。

半日使って、データ分析から政策立案まで、マーケティングを活用したワークショップです。なかなかここまですることはありませんが、最初の方に講演に呼んでいただいたんです場所で、多くの友人もいるので、こちらにはずっと行くようにしています。
f:id:okagon:20190619213526j:image
唐突ですが、講演前に少しデータをいじってみます。

外国人観光客の一回と二回以上訪問という表がネットに転がってました。

二回以上をリピーターと捉えることが大事。データの入手コストを考え、手に入りやすいデータで代替してしまいます。

 

ブランド戦略は如何にリピートを増やすかです。2軸にするだけで…
f:id:okagon:20190619213245j:image

一度来てもらえばリピートする相関が高い

国によって観光目的がずいぶん違う

リピート率を高める国と目的がわかる

など、いろいろ見えなかったものが見えますね。

 

次はリーサスをいじってみます。

外国人メッシュ分析。

一年分をみても、あー、熊本城37万人の外国人が来てるのかぁで終わってしまいます。

自分で「場所」と「時間」を増やすのです。

これも、マーケティングのセグメンテーションから。(場所、時間、人口統計、行動、心理)で行動を切ります。

f:id:okagon:20190619213259j:image

文化観光、食観光、自然観光など、目的の異なる場所をいくつか選び、かつ、リーサスでは三年分見れるので、Excelの表に入力します。

すると、また見えないものがみえます。

 

糸島で同じようにやりました。

観光客の多さだけみたら、駅周辺(中心市街地)が多いなぁ、でおわりますが、先程のExcelで、客数に加えて、横軸に増加率をとると、伸びさかり、テコ入れしないといけない場所などが見えてきます。

「変化」と「量」を同時に捉えることが大事です。
f:id:okagon:20190619213312j:image

文化施設は少ない。

伊都菜彩は多いけど伸び率が落ちてきている、海沿いのカフェ(自然・食)はいまは外国人少ないけど伸び率マックスだから主力にできる、などわかります。

 

と、講演前にいろいろとデータをいじるだけでも、楽しいですね。

 

真面目は抜きにして、

 

いま某テレビの密着中。 明日も1日カメラ付きでの仕事です。気を抜けないのはつらいですが、合間で、ピンマイクつけてもらったりするときに、「岡さんの前に、某芸能人がつけてたマイクですよー」とか雑談も楽しいです。

7月20日放送。解禁されたら、お知らせします。

 

8月以降も、九州経済産業局セミナー、全国短大フォーラム、福岡県市町村研修所、JIAMなどなど、いくつか全国講演に回ります。

新しくプロフィール写真撮ってもらいました。

最初に使っていただけるのは、

九州経済産業局かな?