糸島マーケティングモデル第3弾は、糸島産メンマのお菓子。国産メンマのお菓子は国内唯一です。
その名も
博多BARIMEN(バリメン)
バリバリ食べると、博多弁のバリ(すごい)がかかってます。それにしても、メンマ→お菓子とは、さすが女子高生のアイデア。
味はブラックペッパーの黒とピリピリ辛の赤の2味で、味も食間もビジネスマンのおつまみやお土産に最高です。税込280円/袋。
新聞にもたくさん掲載されました。
開発段階からプロのバイヤーさんや、販売店の意見を聞ききながら、作りあげていきます。この事業の真の目的は、事業者のマーケティング力を高め、普及することです。出口思考のマーケティングは、このプロセスが最も重要だと考えています。
追加のネタになりますが、なんと一袋でレタス2分の1個の食物繊維も含まれることにも驚き!
これまで一年、高校生と株式会社タケマンの吉野さんの活動はここから見れます。
http://www.city.itoshima.lg.jp/s007/030/2/02/20190622112255.html
もうひとつ、同じ日に続けてプレスリリースしました。
まちづくり会社「いとしまちカンパニー」と市、NTT西日本の協定。
http://www.city.itoshima.lg.jp/s007/010/090/20190622101814.html
中心市街地活性化のほか、まちの課題をビジネスの力で解決するため、市と西日本新聞グループ・糸島新聞社とのプロジェクトのひとつで、地元企業の出資とあわせて合同会社を設立。そこに、NTTのICTの力を貸してもらうという流れなりました。
地域政策を考える場合、市が補助金を出したり、公務員が地域に飛び出して個人(ボランティア、趣味など)で、というものは、置いておいて、私は「市の仕事として」「民間の力で解決できる」方策を第一に考えるようにしています。
行政は所得の「再」分配。だから、いきなり補助ではなく、民間が分配してくれる仕組みのほうが先だと考えています。
それから、全国で熱い気持ちをもったりわやりたいことがなかなかできず悩む地方公務員の皆さんに、組織のなかにいても、やりたい仕事はできる!、やりがいあるということを示していきたいと思っていることが理由です。
以前読ませていただいた、ピョートルさんの本に出てくる「イントラプラナー」と呼ばれるものに、近いでしょうか。
高校生と地域事業者の連携も今年度で、自主的な活動に移行していきます。
そして、新しくマーケティングを広める仕組みへ、民間の力を借りて動き始めました。
あと1年、2年居れるかわからない部署で、やれることを残していきたいと思います。