博士&MBA地方公務員の日々挑戦

(学問上)経営学をマスターした行政マンが、どれだけ地域政策に役立てるか、その実践をゆるくつづります

無事に博士になれました。

2020月4月に大学院の門をたたき、早いもので2023年3月に無事に博士の学位をいただきました。


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学位記は、修士のときよりサイズが小さかったですが、英文にPh.D(Doctor of Philosophy)と記されていて、博士の実感がわきました。


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5年くらい頑張れば、いつか取れるかなぁ、くらいで長期履修を申請していたのですが、思いのか早く数本の論文を雑誌に掲載することができましたので履修短縮を申請しました。

ただ学費は、5年分割だったので、早めた分の残りは一括支払いになります。

 

あっという間の3年でしたし、働きながら(働かなくても?)、3年でとれるのは少ないと聞きます。これまで仕事で地域とのつながりや調査経験の土台があったことや、職務や学校などでGIS統計学を学び使ってきたことはとても大きかったと思います。

 

公務員は、どちらかというと専門技術が少ないかもしれませんが(つぶしきかないと言われる)、地域の知人や全国の同業などを通じてリサーチしやすい利点はありますので、研究はやりやすいかもしれません。

 

私は修了より、むしろ入学するのに苦労しました。←あまり聞いたことないのでレアケースかもしれませんので参考まで。

旧帝大の指導教員の方々は修士も含めて、ほとんどゼミ生をマックスで受け入れてあり、ポッと来た人を受け入れてもらえる可能性はかなり低かったです。

その意味でも、私は拾ってくださる先生がいらっしゃり(その後やはり多忙で制限されました)、入学後も私のアウトプットにどんどんご意見を返してくださった状態で博士論文まで行きつき、恵まれました。

 

イメージとしては、雑誌掲載していった論文をまとめて博士論文になるのですが、途中では、まとめるイメージが持てず、不安になる時期もありました。

『大丈夫です。私を信じてついてきてください』

と先生から声をかけてもらったことで、とにかく安心して進めることができ、あの言葉は鮮明に目に耳に焼き付き、忘れません。

 

博士までの道のりブログは他にも紹介されているので、あまり書きませんが、とにかく最初に研究ゴールが見えなくても、ぼんやり関心があることを研究しながら、その中で方向変えたり、柱を見つけたりしてもらえればよいのではないかと思います。

就職や、なりたい職業なんかと同じで、初めからビジョンを持ち、専門分野を絞り込んでから研究を始めるのは至難な気がします。

 

これからまた、研究活動を進めながら、記録していきます。