博士&MBA地方公務員の日々挑戦

(学問上)経営学をマスターした行政マンが、どれだけ地域政策に役立てるか、その実践をゆるくつづります

スーパー公務員直伝!糸島発!公務員のためのマーケティング力

スーパー公務員直伝!糸島発!公務員のためのマーケティング

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出版することになりました。9月18日発売予定!

 

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実は、昨年12月に最初にお話をいただき、「書きます」と二つ返事したものの、書けるだろうか不安でした。

 

「新しい政策アイデアを提案したい」「課題はあるけど、そこから先がどうしていいかわからない」「地域活動をしたいけど何から手をつけていいかわからない」「どうしたらもっと大きな活動にできるのか」「産・学・官と一緒にやりたい」「事業の継続が難しい」、、、

 

公務員であれば、一度は思ったことがあるのではないでしょうか?

いえ、ビジネスマンの方でも、同じように企画書や新規事業で困った人もいるはずです。

 講演に行ったり、お手紙をいただいたり、実際に多くの相談を受けました。

 

もちろん私も、入庁当時からずっと悩んでばかりの職員でした。

しかし、そんな私が、経営学を使った政策立案手法で、政策アイデアコンペで日本一になることができ、多くの事業を実践することができています。

 

そんな全国で困っている人たちのために、役に立てるかもしれないと思い、講演活動やメディアへの出演も積極的に行ってきました。

この本も、そんな思いで手にとって喜んでもらえる姿を思い浮かべながら、GWはすべてカフェにこもり、夜な夜な書き続けてきました。

 

私は、市職員でありながら、マーケティング戦略、組織戦略、人事戦略、財務戦略など世界のビジネス現場で、偉人たちが生み出してきた経営手法や研究の成果を学び、企業の成功・失敗事例をもとにした実践演習を通じて、MBA(経営修士)を取得しました。

この民間経営手法を公共経営に持ち込みながら、政策アイデアを考え、実践しています。

 

個人の経験や突出した発想からではなく、私のように、歴代の偉人たちの積み上げを型にしたものを政策分野に応用すれば、天才でなくとも使いこなすことができるのです。

だから、私が政策に持ち込んだ手法をそのまま皆さんに使ってもらえるようにしたいと筆を執りました。

 

このような手法を身につけると、どんなメリットがあるかを挙げてみます。

・これまでと違うアイデアの視点を持つことができる

・分析力、予測力、判断力がつく

・勘や思いつきでなく、意図して戦略的な政策(企画書)を創ることができる

・政策アイデアの実現、実施後の成功率を高めることができる

・オンリーワンの職員として組織内外での価値が高まる

などです。

 

そして、見開きでマーケティングを使った政策立案手法を項目ごとに掲載しているので、あとから調べたいページを読み返してもらえる内容になっています。

 

50項目以上にわたり、図やイラストも使いながら、1つでも、2つでも、一生の武器として自分のものにしてもらいたいと想いを込めて、読んでいただける人のために書きました。

 

本書は、一般的な公務員の研修では目にしないような手法が出てきます。

これまで政策アイデアの作り方や実現方法に悩んでいたあなたに、私の実践事例を参考にしながら、経営学を使った政策アイデアの考え方を学んでもらい、自分の武器として使っていただければ幸いです。

 

そして、もうひとつ表紙「画」の人!

今回、マーケティングという公務員になじみの薄い分野をわかりやすく伝えるため、職場の先輩の田中伸治さんにお願いし、イラストを書いてもらいました。

 

田中先輩(本当は上司なのですが、個人に対する敬意を込めて先輩で)は、広報の全国コンクールで入賞する実力者で、市民の皆さんに難しい分野をわかりやすくと、なんと漫画で広報を書いています!本書のためだけの漫画が登場します!

www.nishinippon.co.jp

 

これから福岡だけでなく、熊本、滋賀、岡山、沖縄など講演を予定しています。

講演の補完教材として活用してもらえるとうれしいです。以下から予約できます。

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 本書が、読んでくださったあなたの役に立ち、あなたといつかお会いできますように!

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テレビ、ずいぶん慣れました

先週はテレビ出演のあと、参議院選挙の事務をしてると、投票したときに「テレビ見ましたー」と声をかけてくれる人もいらっしゃいました。

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でも、まだ39歳です…

 

周りの人には気を使いますが、テレビのお話はありがたいです。

糸島のPRはもちろん、話していると、自分自身の考えが整理されること、断片的な撮影が最後放送では…!?編集のスゴさ(ストーリー構成)が資料づくりに大変参考になることなどなどです。

 

そして、一緒に仲間と映ることができて、楽しい想い出に。

いま総務省の外郭研究機関との共同研究をしていて、毎日×②助けてくれる、U先輩との打合せを放送してもらえました喜

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放送の中身はブランドづくり。f:id:okagon:20190722063450j:image

GyaO!でも配信されるそうです。もしご興味がある方はぜひ!

https://gyao.yahoo.co.jp/s_p/00900/v00006/f:id:okagon:20190722061952j:image

 


そして、8月21日は九州経済産業局から、お話をいただき、九州の公務員、ビジネスマンの皆様向けのセミナーです。

 

これから講演続きですが、受けれる限りはやりたいと思っています。

 

地域のために、何かやりたい熱意を持った皆さん、交流会も含めて、お待ちしてます。

詳細、お申し込みはこちら。先着80名
https://www.kyushu.meti.go.jp/event/1907/190718_1.html


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熊本での地域政策づくりワークショップやってきました。

7月6日(土)、KumamotoTURBO主催の「地域政策ワークショップ~地域の未来を考える『まちづくりマーケティング』」で講師を務めてきました。

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ワークショップでは、地域課題を解決する政策の立案プロセスをワークなどで体感してもらいました。
簡単にまとめると以下のような感じ。

[前提]お客様の立場から政策を考える。
①3C分析
・課題が属する市場の規模とトレンド(年推移など)をデータで見える化
・さらにデータを分解することで課題の真因まで掘り下げる。
・対象の地域や市場だけでなく、競合についても同じ項目で整理することで、何をすべきかのアイデアが出やすくなる。

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今、自分が何をやっているかを見失わないように!

SWOT分析
・①のデータも使って、地域の強み、弱み、機会、脅威を整理し、考えられるサービスを検討。
③4P分析+P(パートナー)
・どんなサービスをどこで、いくらで、どうやって提供するかを整理
 
・各Pそれぞれについて誰と組むかを考える
 
多分このフォーマットを使えば、誰でも地域のための政策を立案できると思います。
 
RESASを使っての分析体験も入れながら。

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次回は、9月の土曜日、実際に「なんとかしたい地域」について、今回のフォーマットを使って政策立案をしていってくれると思います。

 

受講してくれた人が何人もリーサスやデータ、政策立案に関心をもってくださり、その後も楽しんでくれてます。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=2274821902599641&id=100002155598955

 

私も今から楽しみ!

組織のなかで起業(政策立案・実現)する!

糸島マーケティングモデル第3弾は、糸島産メンマのお菓子。国産メンマのお菓子は国内唯一です。

その名も

博多BARIMEN(バリメン)

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バリバリ食べると、博多弁のバリ(すごい)がかかってます。それにしても、メンマ→お菓子とは、さすが女子高生のアイデア

味はブラックペッパーの黒とピリピリ辛の赤の2味で、味も食間もビジネスマンのおつまみやお土産に最高です。税込280円/袋。

新聞にもたくさん掲載されました。

https://www.asahi.com/sp/articles/ASM6T61NRM6TTIPE02N.html?fbclid=IwAR0GKlFOBxb-svfC9Y6NCYRRSaIatywKP4zFFXv50-HNeZ-PO_anzUvvSC8

 

開発段階からプロのバイヤーさんや、販売店の意見を聞ききながら、作りあげていきます。この事業の真の目的は、事業者のマーケティング力を高め、普及することです。出口思考のマーケティングは、このプロセスが最も重要だと考えています。
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追加のネタになりますが、なんと一袋でレタス2分の1個の食物繊維も含まれることにも驚き!

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これまで一年、高校生と株式会社タケマンの吉野さんの活動はここから見れます。

http://www.city.itoshima.lg.jp/s007/030/2/02/20190622112255.html

 

もうひとつ、同じ日に続けてプレスリリースしました。

まちづくり会社「いとしまちカンパニー」と市、NTT西日本の協定。f:id:okagon:20190629065804j:image

http://www.city.itoshima.lg.jp/s007/010/090/20190622101814.html

 

中心市街地活性化のほか、まちの課題をビジネスの力で解決するため、市と西日本新聞グループ・糸島新聞社とのプロジェクトのひとつで、地元企業の出資とあわせて合同会社を設立。そこに、NTTのICTの力を貸してもらうという流れなりました。

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地域政策を考える場合、市が補助金を出したり、公務員が地域に飛び出して個人(ボランティア、趣味など)で、というものは、置いておいて、私は「市の仕事として」「民間の力で解決できる」方策を第一に考えるようにしています。

行政は所得の「再」分配。だから、いきなり補助ではなく、民間が分配してくれる仕組みのほうが先だと考えています。

それから、全国で熱い気持ちをもったりわやりたいことがなかなかできず悩む地方公務員の皆さんに、組織のなかにいても、やりたい仕事はできる!、やりがいあるということを示していきたいと思っていることが理由です。

 

以前読ませていただいた、ピョートルさんの本に出てくる「イントラプラナー」と呼ばれるものに、近いでしょうか。

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高校生と地域事業者の連携も今年度で、自主的な活動に移行していきます。

そして、新しくマーケティングを広める仕組みへ、民間の力を借りて動き始めました。

 

あと1年、2年居れるかわからない部署で、やれることを残していきたいと思います。

講演のたびに少し遊んでみる

7/6は熊本での講演。

半日使って、データ分析から政策立案まで、マーケティングを活用したワークショップです。なかなかここまですることはありませんが、最初の方に講演に呼んでいただいたんです場所で、多くの友人もいるので、こちらにはずっと行くようにしています。
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唐突ですが、講演前に少しデータをいじってみます。

外国人観光客の一回と二回以上訪問という表がネットに転がってました。

二回以上をリピーターと捉えることが大事。データの入手コストを考え、手に入りやすいデータで代替してしまいます。

 

ブランド戦略は如何にリピートを増やすかです。2軸にするだけで…
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一度来てもらえばリピートする相関が高い

国によって観光目的がずいぶん違う

リピート率を高める国と目的がわかる

など、いろいろ見えなかったものが見えますね。

 

次はリーサスをいじってみます。

外国人メッシュ分析。

一年分をみても、あー、熊本城37万人の外国人が来てるのかぁで終わってしまいます。

自分で「場所」と「時間」を増やすのです。

これも、マーケティングのセグメンテーションから。(場所、時間、人口統計、行動、心理)で行動を切ります。

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文化観光、食観光、自然観光など、目的の異なる場所をいくつか選び、かつ、リーサスでは三年分見れるので、Excelの表に入力します。

すると、また見えないものがみえます。

 

糸島で同じようにやりました。

観光客の多さだけみたら、駅周辺(中心市街地)が多いなぁ、でおわりますが、先程のExcelで、客数に加えて、横軸に増加率をとると、伸びさかり、テコ入れしないといけない場所などが見えてきます。

「変化」と「量」を同時に捉えることが大事です。
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文化施設は少ない。

伊都菜彩は多いけど伸び率が落ちてきている、海沿いのカフェ(自然・食)はいまは外国人少ないけど伸び率マックスだから主力にできる、などわかります。

 

と、講演前にいろいろとデータをいじるだけでも、楽しいですね。

 

真面目は抜きにして、

 

いま某テレビの密着中。 明日も1日カメラ付きでの仕事です。気を抜けないのはつらいですが、合間で、ピンマイクつけてもらったりするときに、「岡さんの前に、某芸能人がつけてたマイクですよー」とか雑談も楽しいです。

7月20日放送。解禁されたら、お知らせします。

 

8月以降も、九州経済産業局セミナー、全国短大フォーラム、福岡県市町村研修所、JIAMなどなど、いくつか全国講演に回ります。

新しくプロフィール写真撮ってもらいました。

最初に使っていただけるのは、

九州経済産業局かな?

人の役に立てた日は幸せ。

2日間、東京で講演。

私がお声かけいただけるのは、政策に使う

●データ分析

マーケティング

の2つですね。

 

初日は、青山学院大で開催されたマーケティング学会で講演してきました。f:id:okagon:20190523175454j:image

学校が素敵すぎて、羨ましい限り。
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統計に関心の高い先生や企業の参加者が多かったようです。

リーサスを使った分析をたくさん紹介しましたが、大学の先生たちは深いところが知りたいようで、また糸島まで調査に来たいとのこと。

●強みの見つけ方

●外国人の宿泊と日帰り観光客の出し方

   (直接の機能はないが出せる)

●販路の多さを定義する方法

などなど、たぶん世に出てない方法も含めて、いくつか型があるので、事例に沿って紹介したいと思います。

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そして、2日目は東京ビックサイト。

いつ来ても、おっきい。
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年に一回の自治体総合フェア。

10000人くらい来場があるらしく、ホントにすごい。
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私はB5。東京でしたが、なんとか会場は埋まって一安心。
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日本経営協会主催、自治体関係とのことで、こちらはデータ分析だけでなく、政策にどう経営手法を使ったかに力点を置いて解説。
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私の講演では、60~70代のご年配の方もよく拝見し(1割はきっといらっしゃる)、私みたいな若造の話にニーズがあるのかといつも驚きます。

ご定年後に地域で何かやってみたいと考えられているのか、ビッグサイトでは、最後方でスタンディングで拍手される方がいらっしゃったのが印象的でした。

 

そして、最も素晴らしい出来事は、

とある役所の方が、どうしても話を聞きたいと参加してくれていたことです。

 

自治体総合フェアと言っても、平日はなかなか自治体職員が参加しにくいと思います。そんな中、質問事項を準備して、わずかな時間にノートを取る姿勢にうたれて、全力で返してあげようと思い、私も真剣。あのような自治体職員は、きっと組織にとって、全国の地方公務員にとって、必要な人材になります。

 

私がこうしなさいとは言えませんが、いま迷っていても、とにかく一歩踏み出すことは、やった方がよいと思います。どの道に行ってもきっと後から返ってくるものは大きいはず。

 

迷ったら、

「どっちもつらいことは多いので、自分がいまワクワクする道」を選んでほしいです。

 

私も、あと20年役所にいるので、将来の楽しみが増えました。

 

毎日何かしらありますが、講演で多くの人の役に立て、ひとりの若い人の役に立て、そんな日は、自分が幸せな気持ちです。

RESASをそのまま使わない、地域活性化への活用術~日本マーケティング学会で講演します

日本マーケティング学会で講演します。

もし、よかったらご参加ください。RESASを他のデータと組み合わせて分析する事例を入れる予定。初披露の分析方法も!


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【第17回 地域活性化マーケティング研究報告会の参加募集!】

テーマ:「地域経済分析システム(RESAS)を活用した糸島市地域活性化の取り組み」
報告者:岡 祐輔 氏(福岡県 糸島市 秘書広報課)

 福岡県糸島市役所の岡さんは、次々と地元特産品の地域ブランド化、新たな販路の開発でその売上アップを実現し、数々の地域活性化関連の賞を受賞し、「スーパー公務員」と呼ばれています。

 そのマーケティングの背景・根拠として内閣府「地域経済分析システム(RESAS)」を徹底的に活用した分析があり、それを踏まえた地域活性化であることが特徴です。行政が地域特産品に関して地域の学生と取り組む、よくある商品開発とは違う(ご本人談)とのことです。

 今回はこのような地域活性化の取り組みの実例と、その背景となる基本戦略、データ分析の具体例からその活用の実践例について、お話しいただきます。


日時:2019年5月22日(水)19:00-20:30(予定)

場所:青山学院大学 青山キャンパス 17号館8階 大学院国際マネジメント研究科「青山ビジネススクール(ABS)」17803教室

参加費:1,000円
先着30名となります。ぜひご参加ください。

申込 http://www.j-mac.or.jp/research-project-new/21567/
*学会員のみエントリーできます。どなたでもネットで即時入会後、お申込みできます。

東京ビッグサイトで講演します

自治体総合フェア@東京ビッグサイトの受付開始!

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10000以上も来訪があるイベントで驚き!

一応、

こじんまりですが、私の出番は、

5月23日12:30~13:30 西ホールです。f:id:okagon:20190512075547j:image

 

お腹がすく時間ですが、
関東をはじめ、全国の皆さま、
もしよろしければ、ご参加ください!

 

セミナーは、すごく活躍してる人ばかりで恐縮ですが、楽しい一時間にしたいと思います。

 

告知のみで申し訳ありません。

 

https://noma-lgf.jp/2019/conference/date0523.html


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ふるさと唐津で思い出に残る初講演!

3月は異動の時期ですが、皆さんはいかがでしたでしょうか。

私はまったく変わらず(まわりがごっそりと変わって)、今の部署に4年目に突入です。

今月思い出に残ったのは、故郷の唐津での講演でした。初めての地元での講演で、『鮭のように成長して故郷に戻って貢献してるね』と言われて、変わった例えでしたが、役に立つ嬉しさは、ひとしおでした。

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唐津青年会議所主催、その例会のあと、基調講演だけは外部の人たちも参加可でした。

 

夜8時30分からの講演にもかかわず、たくさんの人がお越しくださいました。

 

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唐津は、観光客が年800万人くらい来ていましたが、これは福岡で言うと太宰府レベル。全国でも屈指です。

しかし、減ってきてる…

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ただ、これだけみてもわからないので分解してみます。

すると、減ってきてるのは、日帰りですね。

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どこから来てるんでしょうか?

休日に1割強が県外から来訪され、日帰りといえば福岡市がメインにならないといけませんが、少なすぎる。糸島と比較すると数十分の1です。

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どこに来ているのか、呼子イカ唐津城の二極化。合併して相当の年数もたちましたが、新しいコンテンツがない!?

だんだん飽きられたか…となりの糸島が大きな競合になったはずです。

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メイン観光地ふたつ、呼子唐津城は、特徴が違います。

卒業旅行シーズンやゴールデンウィーク呼子まで来ているのに、唐津城は反対に観光客が減り、唐津城の売りで、日帰りのメインとなる桜や藤棚の時期が…

なんだか、いろんなことが想像できます。

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講演ではどういう観光戦略やマーケティングの手法を使うのかなども、少しだけ話させてもらいました。一時間の持ち時間内では、精一杯やりきれたと思います。

クイズタイムなんかもいれながら、楽しく!f:id:okagon:20190330145850j:image

会場には久しぶりに会う、同級生もいて感激。

新年度も、多くの地域のお役に立っていきたいと思います!

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ふるさと名品オブ・ザ・イヤー2018「地方創生賞」

糸島市マーケティングモデル推進事業が「地方創生賞」を受賞!! 


 地方創生に貢献している地域に眠る名品、取組みを表彰する「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー2018(内閣府経済産業省農林水産省後援)」において、糸島市マーケティングモデル推進事業が全国172件の応募の中から、コト部門の最高位の地方創生大臣賞に続く「地方創生賞」を受賞しました。f:id:okagon:20190316214048j:image

ふるさと名品オブザイヤー

https://furusatomeihin.jp/2018/sousei.php

 

動画

https://youtu.be/YUnRDIICwi0

 

これまでの「糸島産ふともずく」「だしスープっ鯛!!」「糸島産メンマ」など、糸島市地域資源を商品化、販路や認知拡大を推進してきた2年半の取組が認められたものです。

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表彰当日は行くことがてきず、一緒に活動している糸島市食品産業クラスター協議会 馬場会長(写真中央)にお任せしてしまいました。

 

いくつか、メディアにも取り上げてもらいました。

  • yahooニュース

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190315-00010007-kbcv-l40

 

http://qbiz.jp/sp/article/150257/1/

 

審査では、岩手県知事、総務大臣内閣府特命担当大などを歴任された「地方消滅」の著者である増田寛也氏をはじめとし、元フジテレビアナウンサーで、シャ乱Qドラムス・まこと氏とご結婚され、司会、テレビ、雑誌など多方面でご活躍の富永美樹氏などが審査員を務められました。

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地方創生担当大臣の片山さつき大臣から表彰を受け、高校生3年生になると、全国放送のメディアでも余裕の対応。f:id:okagon:20190316214505j:image

すごい成長ですね。2年生「私たちもああなれるのかなぁ」と。でも大丈夫です。この授業を受けた子達はそうなります。

 

取組み自体を認めていただけることが、地域ブランドを高め、ストーリーをより強くし、次の活動の原動力をつくってくれます。

 

政策アイデアコンテストで受賞してから、地方の一事業にもかかわらず、実践でも全国で取り上げていただける機会が増えました。

 

地方創生賞の名品は、テレビ東京が運営する「虎ノ門市場(http://www.toranomon-ichiba.com/special/meihin.html)」でも販売されます。2018として、だしスープっ鯛と糸島産(国産)めんまが掲載されます。

天然真鯛の漁師後継者、放置竹林対策など、さまざまな地域課題の解決や、地域事業者の所得向上へ!

 

ここまでいくつも、注目を浴びるためには手法が必要です。これは今後、他の地方公務員にも提供するため、何かに書き記していきたいと思っています。

 

公務員のためのマーケティング術的な…

 

2019年に内閣府認定マーケティング検定の1級、2級が始まります(3級は既設)。

1級を取ろうと思っています👊

 

また群馬大学に行った際、数学の先生に、統計検定2級は大学生でも結構な難易度だと伺い受けることにしました。f:id:okagon:20190316221029j:image

仕事へのデータ活用でやっているのは、これまで歯学、経営学などでやってきたバックグラウンドのおかげ。解いてみると割りと簡単!いつの間にか力はついてるものですね。こちらも1級を!

 

来週は初めてふるさと唐津。5月は東京、熊本、9月は全国短大フォーラム、11月は市町村研修所(ずいぶん先…)で講演予定。

やれるだけ、頑張ります👊