データ利活用のお話です。
私はこの限られた時間で、実務に活かせる、ということに重きを置いて、お話させてもらっています。
公共政策の現場で実際に使えるようにするため、現場を知っている立場で、実際に使っている人だからこそ、オファーいただいているのだと思っています。
最近ここ数年で、大学教員や専門家より、その現場の第一線で活躍している自治体職員が、講演に行くようになったのをすごく感じます。
実際に私へのオファーもそのパターンが結構あるのです。
あと変わったのは、以前の公務員の方々は、講演後によく名刺交換に並んでくれていましたが最近の傾向は、ほとんど名刺交換はありません。地域性も結構あります。
交流会なんかも、コロナ禍以降、開催されないので、多くの県に行っても、なかなか親交が深まらないことが寂しいところです。
そんなとき、赤穂市や備前市は温かい人が多く、本当によくしていただきました。
忙しい人事課長が、事前にお電話くださり、休日にもかかわらず、前日に市内をご案内してくださったり、係の方々が皆さん来て、親睦会をしてくださったりで、いきなり嬉しいことばかり。
赤穂段通。三大産地の中でも、群を抜いて、技術力がたかく、高品質。絵柄の浮きだし方がきれいでした。
海沿いの温泉街があったり、名物牡蠣お好み焼(カキオコ)があったり、文化歴史も自然もグルメも温泉も、都市も近く、新幹線、高速など交通の利便性も高く、そしてこんな職員さんたちがいるまち。これは発展するまちだ!と確信しました。
となりの備前市でも翌日、課長、ご担当が案内してくださいました。短い時間で行程を考えてくださって、ひとりではとても経験できませんでした。
言わずと知れた備前焼。
世界最古の庶民の学校。閑谷小学校。
このような自治体のつながりを大事にしてくださる風土が久しぶりだったので、赤穂市、備前市は全国たくさん行った中でも、かなり印象に残りました。
ぜひこれからも、ということで、さっそく今度は先方から私のいるまちへお越しくださいます。
これだけ、日本各地の人たちとの出会うチャンスを先方からお声かけいただき、楽しい人生を歩ませてもらっていると感謝の毎日です。
滋賀県米原市、自治体通信オンライン講演などまだ続くので、出会いを楽しみにしています。