博士&MBA地方公務員の日々挑戦

(学問上)経営学をマスターした行政マンが、どれだけ地域政策に役立てるか、その実践をゆるくつづります

あと3ヶ月でお別れ…

糸島産ふともずくの約1年をまとめた記事を掲載してもらいました。

http://fukuoka-yokamon.com/futomozuku_pj1/itoshima_hakatajoshi_story201712

 

もちろん、もっとたくさんのことがあったけれど、いま振り返っても、生徒たちのスゴさに驚きます。

 

あと3ヶ月で卒業ですが、年明けには生徒たちとローソン工場の見学、発売記念、ふるさと名品オブザイヤーなど、まだまだ盛りだくさんです。

 

卒業、お別れ、寂しいです。

 

初代 糸島・博多ガールズショップもラストスパート

博多女子高の模擬会社「博多ガールズショップ」にも取材が増えました。

読売新聞で大々的に紹介。
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12/22日(土)、彼女たちにとって最後の大会、商業オリンピックに向けて準備を進めています。
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18名の彼女たち。 

みんな進路もきまり、これだけのことをやってきた生徒なら進路もバッチリ決まりますよね。

卒業まであと少し。寂しいなー

講演はブラッシュアップされていく!

【「EBPM実践セミナー~データが変える政策⽴案のあり⽅~」開催】
 経済産業省東北経済産業局様から、1月30日@仙台市、31日@盛岡市で講演の機会をいただきました。
 データ分析の手法だけでなく、データを見てどのような考え方で政策に落とし込むのか、政策立案に一生使える考え方を紹介する予定です。
 また、東京での地方創生政策アイデアコンテスト2017で紹介できなかった、糸島産ふともずくの経過や政策実行後の実践編も紹介します。
 ご興味のある方、会場でお会いできるのを楽しみにしています。

   講演は回を重ねるごとに自分自身の勉強になり、最初の回よりブラッシュアップされてると思いますので、仙台、盛岡では、いままで講演したところより、よりいい話を提供できるはずです。

   お越しになられたら、声をかけてくださいね!
 ちなみに先着順になっていますm(__)m
http://www.tohoku.meti.go.jp/kikaku/chihososei/topics/171220.html
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地方創生☆政策アイデアコンテスト2017終わりました。

地方創生☆政策アイデアコンテスト2017のファイナルが東京大学で開催されました。
昨年とすると699組から975組まで増えてましたが、客席もたくさん。
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発表が終わると、なんだかどっと疲れました。
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結果は、、、
帝国データバンク賞!!
をいただきました。
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データの扱い方を重視していた提案だったので、帝国データバンク様に選んでいただき、大変嬉しいです。
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今年度は自治体、公務員からの応募が増えてたようで、レベルも上がったみたいです。

情報交換会では、たくさんの人とお話できたのでよかった~
「blogを読んでます」と言われた方もたくさん。
内閣府の皆さん、各経済産業局の皆さん、企業の皆さん(今年は協賛以外の方が少なかった印象)、こちらから行かないといけないのに、ご挨拶にお越しいただいて…申し訳ない気持ちと、ありがたい気持ちで幸せになりました😌✨昨年から異動になって御礼が言えず会えなかった方もいらっしゃったので寂しさも…

もうひとつ嬉しかったのは、昨年の高校生大臣賞の横山さんと内田さんも、先生と一緒に記念撮影にわざわざ来てくれました😄
でも、すぐ他の方とご挨拶になってしまい、あまり話せずごめんなさい!!
福岡に来たら、糸島案内するので、ぜひ連絡してほしいです🙇

振り返りとしては、アイデア自体が単純なものに納まったと自分でも感じました。しかしながら、組織の政策立案は起業とは違い、アイデアを飛ばすより(スタートアップでは、絵空事のスペースアウト、現実的なブルースカイアイデアの中間がよいと言われる)は、少ない経費で地域にとって効果が見込め、実務面で担当者が予算要求のタイミングに合わせて立案できるスピードを大切に考えて、自分のスキルの方向性を位置付けて行こうと思いました。

そして、EBPM+DCで、さらに立案したあとの実行、その後の評価までデータで行う(これが本当の検証型分析だと思える)ことが大事。

今日は審査員の夏野先生の質問がまさにそれでした。「レストランを何店舗くらい広げる想定ですか?」とさすがの質問に聞かれながら感心してました。
実は、「パーチェスフロー」という手法の「配荷率」の考え方で算出し、それを評価指標のKPIにしようと考えていました。
時間がなく、今回コンテストにそこまで盛り込めず「だいたい数十店舗」なんて答える始末💦すいませんでした~実務できちんとやります!(笑笑)
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すでに取り組み始めましたが、データのとおり東京のシェフは競争に苦しみ、かなり興味を持ってくれます。世の中のビジネスモデルは「低コスト化戦略」「差別化戦略」の概ね2つしか存在しないので、東京で選択しにくい差別化戦略を地方から提案しているようなものです(結構交渉で役立つので覚えて損はないです)。

その差別化は、シェフが生産者のこだわり、想いに共感してくれて初めて生まれます。小手先の食材提案でなく、ジビエ1つでも、絞め方、捌き方、冷やし方など聞くと素晴らしい、実際に見て聞いて初めてわかります。これが店頭でのストーリーに変わりきちんと伝えてくれる仲間が増えることでブランドとなっていくと考えています。そう考えるとたくさん案内できないので数十店でも大変💦

もちろん、流通の課題、お店の種類や規模による課題は出てきます。
たぶんどこの地域も悩んでるでしょう😄審査員はやっぱりそこを聞いてこられました。

まだ詳しく話せないので、あまり答えることができませんでした(まだ企業秘密と言えば済んだなぁ)。
私もやる前から想定していましたが、これは解決できそう、と考えていたので走りながらやった方がよいと思いました。こういった分野ほどイノベーションの種が眠っています。課題はわかってるけど、人間はそこまで緊急でないのに、面倒くさいことに労力をかけたがりません。でも面倒くさいことをやれば先発優位や差別化優位が働きます。担当者の粘り強さ一つで地域に貢献できます。

そして、たくさんの人を巻き込んで取り組みだすと、自分ひとりで考えなくても、関わった人たちがその課題の当事者になってくれます。
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「内と外に仲間をつくる」

糸島の生産者や東京のシェフたちが一緒になって、課題解決に協力してくれるようになってきました。
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熱意を持って、内と外に仲間をつくれば心折れずに進めることができます。
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帰りの飛行機で長々と書いてしまいましたが、年末は「糸島を盛り上げる相談をしたい」と、なぜか同じタイミングで、まったく別の数名から連絡をもらい、時間が足りず、欧米でいうパワーランチまで入ってきました(笑)

自治体職員で地域の人に頼られるなんて、仕事において最高の幸せかもしれません!

糸島市や自治体職員で価値観を共有できる仲間が増えるといいなぁ。

飛行機が遅れ、帰るのは23:30くらい、一人で缶ビールでお疲れ様会をしよ。

コンテスト関係者の皆様、応援してくれた皆様、本当にありがとうございました。
そして、香川大学備前市の皆さん本当におめでとうございました!
これから益々のご活躍を祈っています。
特に備前市のYさんには皆さんとつないでいただき、志の高い自治体職員に出会え元気もらえました。

営業する漁師さんって珍しいですよね。

営業する漁師さん!
こんな漁師さんたちは他にいないのでは!?
「獲れるだけ獲って売りに出す時代はいつまでも続かんかもしれん」なんて話しを切り出されたときには驚き✨
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カキ小屋レベルになると商売っ気が出てきますが、まだまだのフトモズクで、先陣きってチャレンジする漁師さん。珍しい…
本当に仲良しの4人の漁師さんたちと、女子高生が先に種を撒いてくれたところに、3日間ずっと一緒に営業。一気に7店舗増えました。もっと置けるけど条件で要検討…

一緒に口座開設まで銀行に行ったりして(笑)

一年間ずっと共に動いていると離れたくなくなり、3月以降もずっと一緒にいたい気持ちが…
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途中でご飯を買いにローソンに寄りましたが、この4人の商品が、もうすぐ店頭に並ぶなんて店員さんも知らないだろうな~。

 

3月までも、まだまだたくさんの仕込みあり!全国区でまだまだ宣伝できそうです。

福岡では、この取組を支援してくれる輪が大きくなってきました。「取組を応援したいけん、うちは仕入れ(買取り)でよかよ!」
この輪を次の真鯛でもっと大きくしていきたいです。

「糸島ファームtoテーブル」で無事に…

2017年の地方創生☆政策アイデアコンテストの地方予選が終わりました。全国21組(大学生以上の部)が内閣府のホームページに掲載されました。

 https://contest.resas-portal.go.jp/2017/

自分は迷いに迷ったあげく、申し込んでいました。ほんとは熊本で講師として呼んでくれ、学んでくれた人たちに活躍してほしかったので申し込むまいかと。

 

しかしながら昨年、賞をとって、自分の組織の感心を高めるより、もともと外の感心の高い人たちを盛り上げて、地方自治体のムーブメントを作っていく方が周りから自分の組織にも影響が出て効率的だと思いました。

 

全国には自分のいる自治体をなんとかしたい、外からどんどん学びたい!、とまちの課題を自分ごと化している人達はたくさんいることもわかりました。

なので、もう少し頑張って、2回続けて実績を出し、さらにいろんなところが興味を持ってほしいという気持ちで、もう一度だけ応募しました。

 

前年は私みたいな市職員だったからか、今年は自治体職員のチームや教職員など、少し公務員の皆さんの応募や予選通過者が多い気がします。こんなムーブメントに少しでも役に立てるのであれば、その一員として尽力したいです。

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(聴講応募チラシにも載せていただきました)
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そして嬉しかったのは、研修先のメンバーの1人が通過してくれてたこと!

九州沖縄で3人なので、本当に嬉しい!

しかも、もう1つのチームは昨年決勝、その前も準優勝のビジネスクロスさん、強豪チームでした。
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私の「糸島ファームtoテーブル」の名前は、青山学院大学ビジネススクールの 宮副謙司 先生のポートランドの事例を参考にネーミングさせて頂きました。中身は違いますが。

もし、決勝に残れれば、昨年とは違うデータの扱い方、リーサスの使い方をお見せできると思います。

先生研究会、熱い、もっと知ってもらいたい!

学校の先生たちの研修会にお呼びいただき、糸島市教育センターにて講師を担当。図書館の横にある施設ですが、私も初めて入りました💦
(日程がダブり「校区ふれあい委員会」には出席できず、公民館長にはいつも申し訳ないです)
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この会は、「小学校校務運営研究会」という名前で、私も存在を初めて知りました。そしていつも使う「公務」と先生たちの使う「校務」の漢字が違うことにも。サービスの対象(相手)によって仕事の中身が少し違うことを最初に考えた人はよく表現してるなと。
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私が呼ばれたのは校長、教頭、主幹教諭の先生たち。なんでも採用5年目まで、中堅などそれぞれ分かれて、こういった会があるそうです。

PTA役員をしたことで気付き、いつも感心するのは、学校の先生たちはとても意識が高く、勉強熱心であることです。
今回のような会にしても、校長や教頭になっても糸島市内の学校から集まり、時間外に自主的に勉強されていることに驚きました。
随分前に叔父から「責任が重い立場になるほど仕事が少なくなると勘違する人が多い。でも本当は上に行くほどやらないといけないことは多く、仕事は増えることを覚えておきなさい」と言われたことを思い出しました。

どこの役所も幹部職員だけの有志で集まって定期的に勉強会なんて少ないはずです。
先生たちの頑張りをもっと保護者に知ってもらいたいといつも思いますし、情報発信するのも市がお手伝いできるのではないかと思います。

ある校長先生の依頼で「コンテストで提案した内容が地域のことを知ったり、プレゼンテーションの方法を参考にできると考えています」という話を聞いたので、主に以下の要点を伝えました。

■K(勘)K(経験)O(思い込み)に頼らずデータを使って説明する

■ボランティアや地域の活動など学外や民間との連携をどのように作るか

■授業や学校活動などの新しいアイデアをどのように創出するか

■プレゼンテーションの方法、テクニック

まさか自分が校長、教頭、主幹の先生たちに話をする日が来るとは…

少しでも参考になればと、本当にそれだけです。先生たちは参考なった、面白かった、という声をかけてもらいましたが、大丈夫だったかなぁ〜。

しかし、沢山の異分野の皆さんと話すのは、とても楽しい時間でした。
それにしても、糸島の先生たち、熱い人が多い!

私も負けじと「熱意」「粘り」「仲間づくり」の3つのNを熱弁してしまいました🙇

福岡デザインアワード結果もさることながらPDCAを!

ふともずくのプロモーション活動は息つく暇もなく、フードアクションが終わってすぐ、次の福岡デザインアワードに参加!

 JR九州唐池会長、小川知事がハカタガールズショップ田中社長と名刺交換。
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糸島産ふともずくの活動、

【福岡デザインアワード・入賞】でした。

大賞はビジネススクール同期の廃校利用ビジネス。これはこれで同じ苦労を味わった仲間が活躍してるのが嬉しかったです。

それはそうとして、

生徒に声をかけると「審査員にうまく説明できませんでした」と落ち込んだ顔。本気で糸島の活動に取り組んでくれ、また博多ガールズショップ、つまり会社として他の生徒に、チームへの責任も感じているようでした。

私は、高校生にここまで頑張ってもらえたことに驚き、たった一年で、おとなやプロの組織顔負けにこれだけ販路や知名度を伸ばせたことは自信を持ってよいと思います。

1年以上をかけて地域で取り組んできた活動は彼女たちの後輩、今の2年生に現場活動を通して少しづつ引き継ぎが始まっています。糸島市マーケティングモデル推進事業は、次の商材も決まり、【糸島産ふともずく】+【糸島産鯛だしスープ(仮)】になります。

 

ふともずくは、この活動で、すでに月平均の売上が3~4倍になりました。新しく決まっている販路も倍くらいあり、さらに(株)ローソンとの共同開発も11月末に糸島の海を見ながら、現地確認と打合せが開始。

行政マンとして、生徒たちの成長に浸るだけでなく、一方でシビアな目線で、地場産業に対しての効果を検証しないといけません。

あと半年で当初売上目標は、、、ギリギリきついか。あと一年あれば間違いなくいけそう。市場セグメントの規模、ターゲット層の購入回数券、シェアなどから目標を立てましたが、世の中甘くないし、目標高すぎたか(T_T)ただ、こんなこともMBAにならないと考えなかったし、なんとなく評価指標を立てて終わってたんだろうなと思います。

もっと公共経営に民間手法を取り入れていきたいですね。

それに、支援する企業の規模、業種などにもよると思いますが、やはりこういった出口戦略の支援活動の積み重ねは必要だと考えています。そしてデータで分析したように特に5人以下の事業規模のところと取組みたい。

 

年度末は漁師さんたちから、出口側の活動を自分たちの考えまでふくめて、市内の事業者の皆さんに向けて発表してもらいたいと考えています。

 

これひとつでも、また労力使いますが、地域を巻き込んで自分事にしてもらうため、やります。


ふともずくは、地元の保育園の給食にもなりました。水産業全体の将来へ向けた取組み。

この横には映画「糸」のクランクアップの記事でした。市役所職員は頑張れば、たくさん地域に貢献できる、ほんと素晴らしい仕事だと感じます。
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ゼロから最後までの映画撮影

映画「糸」のクライマックスシーンの撮影がおわりました。
フィルムコミッション業務として、映画、TVなど部分的な撮影協力はしてきましたが、さすがに資金集めからはじまる、本当に0からの製作は初めて仕事で関わりました。

ラストは橋の上に本物の竹灯籠を4000本並べてのシーン。エキストラなどのお手伝いでなんとかかんとか。
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 夜は竹灯籠に火がともり、きれい。
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福井神楽も映画に出演。かがり火でカッコいい!
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市役所の屋上から見た景色。「糸」の名のとおり、池に一本の光の糸が。。。
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 内容は上映してのお楽しみ!

 

どこの自治体もフィルムコミッション業務が大なり小なりあると思います。

私は映画やTVの一場面的な誘致や仕事はしたくないし、となりに福岡市や北九州市があるので競合にも勝てません。

このように糸島が舞台の映画をつくったり、他ではやらないショートショートフィルムフェスティバルで商店街を活性化させたり、いとシネマのように星空の下で子どもたちに映画の思い出をつくってあげたり。

マンパワーも限られ、投資額と経済効果もよくわからないまま、ただ誘致とするより、こんな市独自のフィルムコミッションをしたいと思っています。

同じ映画文化でも、まったく他自治体とは違う雰囲気になってきました。

連休も休みなく、早朝深夜で疲れましたが、たくさんの出会いもあり、糸島活性化に多少なりとも貢献できるよう、これからも力を注ぎます。

そして得したことも。

女優さんたちを撮っていたプロカメラマンに隠し撮りされていた写真をもらいました。

朝5:30から撮影準備で、夜明けが、、、
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今週は、金曜夜はビジネススクールに入りたい人たちや企業の人事担当者への説明会で卒業生代表で登壇します!

フードアクションニッポンアワード2017 でふともずくが日本最高級の賞をとりました!

フードアクションニッポンアワード2017。農林水産省が主催し、10,000社以上の協賛企業が加盟する日本最大級の食のコンテスト。
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糸島漁協の「糸島産ふともずく」が、なんと!!
地域に眠る、後世に残したい産品1,111の中から、100品に入選し、そして東京で開催された最終審査会で最高の賞である10品に選ばれました!
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農水省をはじめとした、名だたる企業に認められたことを意味し、国内にある数ある産品が、欲しくても一生に一度も貰えない、とても素晴らしい、価値ある賞です。

そして、この賞に選ばれた産品はパートナー企業がつき、一緒に販売や商品開発をすることになります。

糸島産ふともずくは???
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あの「ローソン」の竹増社長が手をあげてくださり「この素材を、新たな商品へ生まれ変わらせるとまで含め、日本全国の皆さんに健康と美味しさを届けたい」と熱意を示していただきました。
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これからローソンと糸島漁協がコラボして「糸島産ふともずくの〜」が開発され、披露されることになります。
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受賞サイト

http://syokuryo.jp/award/item/A17-00741.html

 

糸島市と博多女子高、糸島市食品産業クラスター協議会、アジアンマーケットが連携した「糸島市マーケティングモデル推進事業」。
これまで「いまさら福岡で個別産品を何でするの?」「あなたが何をしたいのかわからない」「いつまで続けるつもり?」たくさん批判もされてきました。

 

でも、誰のためにやるのか?
ふともずくを生産する漁師さんたちに喜んでもらいたいといつも心で思い返し、そして糸島の特産品が創られ、地域の漁師さんたちが増え、そして地場の製造、商店に波及して行くという支援が必要なんだと信念を持ってやってます。
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講演で「事業を立ち上げ進める苦労はありますか?」よく聞かれます。

ほとんど、周りとの調整の話ですが、仕事をする相手方と自分の組織の内側両方に仲間を一人は作ることと答えます。

 

私を信じてくれて、協力してくれる人たち。とても心の支えになり、負けない力をくれます。
その人たちのために、やってよかったと思えるように全力を注ぎます。すでに一年以上、我慢強く一緒に仕事をしてくれた方々、本当に感謝しています。必ずやってよかったと思ってもらえる仕事をします。
本当にありがとうございます!